私の犯した過ち~お腹に宿した子~

お見舞いにしては安すぎるし普通菓子折りとかが一般的だろうけど

俺にはこーゆーのをあげた方がしっくりくる気がした。

コンビニへ出ると暖かな風が俺に向かって一気に吹いてきたので俺は少し後ずさる。

風がおさまり目を開くとあたり一面が桃色だった。

お母さんと歩いているとき気づかなかったのがありえないほどだった。

「綺麗だな」

花を見て綺麗なんて言ったの初めてかもしれない。

その景色を見て俺は見たこともない杏と俺の子を想った。

俺と子供と杏でさくらの絨毯をゆっくり歩く光景が何故か頭に浮かんだ。