私の犯した過ち~お腹に宿した子~

家に入るとまず俺は顔をしかめた。

シンナーと薬を炙ったなんとも言えない匂いが充満していたからだ。

気持ち悪い....

埃っぽい部屋の真ん中に母親が気味悪く座っていた。

普段家なんかいないのに....

恐る恐る母親に声をかける。

「おい、どうしたんだよ....」

何年ぶりに喋りかけるんだろう。
近くで見て白髪が多くなったな
小さくなったなと感じた。