私の犯した過ち~お腹に宿した子~

「…お邪魔します....…」

杏奈の家はお世辞ても綺麗とはいえず、小さなものだった。

冷蔵庫に離婚届が貼ってあって衝撃を受けた。

「ちょっと待っててね、私の部屋入っていていいから」

杏奈の指で指す方の扉を開ける。
そこは建物は古いがリビングとは違いとても片付いたものだった。
どこに座ればいいかわからず突っ立ってると杏奈がお茶を入れたコップを持って来た。

「どこに座ってもいいのに」

笑ってそう言うと杏奈はベットに腰掛けたので俺もそうした。