私の犯した過ち~お腹に宿した子~

あれ?なんで来ていないのだろう。

いつも俺より先に来て分厚い小難しいそうな本を読んでるか教科書を開いていた杏奈。

でもその姿は一切見当たらなかった。

でも俺は「夏休みボケでもしてるんだな」と軽く思って自分の席へ着いた。

俺はこの時まだ知らなかった。

この後杏奈は学校に来なくなるという事に。

その事実を知って自分の中の歯車が噛み合わなくなって狂い出すことに。