私の犯した過ち~お腹に宿した子~

俺が親から離れるために家を出たのは中学を卒業してすぐのことだった。


俺は親が嫌いだった。


俺を煙たがり罵声を浴びせてきてパチンコや競馬に出掛けてばっかりの母親が嫌いだった。

小学生、中学生の俺に金をせびってきてそれを拒むと暴力を振るう朝方に酒に酔って帰ってくる父親が嫌いだった。


兄弟のいない俺にとっては頼れる人が友達くらいだった。