「葉月ちゃんいいよ。ありがとう」 敦志はクスクスとその様子を見て笑っていた。 それから、2時間程飲み食いをして、当たり障りのない話をして、解散となった。 「じゃあ、俺帰るから」 「おう、明日仕事なのに悪かったな」 「いやいや、じゃあね、葉月ちゃん」 「おやすみなさい」 さて、まだ腕にくっついているこの美和ちゃんをどうしようかな。 「美和ちゃん、ごめん。俺帰るから離れて?」 「えー、嫌だぁ」 「しつこいとうざいよ?早く離れて?」