居酒屋について中に入ると、敦志と、匠(タクミ)と女の子数人居た。

「おっ、来た来た。圭斗こっちこっち。お疲れー」

 少し顔の赤い敦志が俺を見つけるなり手招きをした。

「お疲れ。なんかごめんな、皆で飲んでるところに」

 見たことない女の子たちに軽く会釈をした。

「別に合コンじゃないしいいって。今まで仕事だったん?」

 匠がメニュー表を渡しながら、俺に問いかけてきた。

「おー、仕事。ってか久しぶりだな」

「だなー」

「何?何?三人はどういう関係?」

 女の子の一人が、寄ってきた。