放課後になって あたしと龍は ラブホへ向かう。 「龍。 こんな事にお金かけて… いいの???」 「いいんだよ。 今女とヤってんの、 お前しかいねぇから」 そう言われて… ちょっと嬉しかった。 自分以外の女の子と 体重ねてないんだって 思っただけで… 胸が高鳴る。 「嬉しい??」 「ん…。嬉しいよ?? あたしとだけ…なんて」 舞い上がる気持ちを抑えて いつも通り冷静に接する。 「あ。ここだ」 そう言って着いたのは…。