一途な彼女と意地悪な彼の物語

「ねぇ、先生ー」

体育の授業が終わり、私は矢沢先生はグラウンドの隅を2人で歩きながら話していた

「なんだよ」

「先生、昨日泣いてたー!」

先生は私の方を見て

「あ?いつ俺が泣いたんだよ」

「卒業式だよー」

先生は少し考えてから

「泣いてねぇよ」

「泣いてたもん!葵見たもん。先生、目こすってた」

「俺、花粉症なんだよ」

なんだ

花粉症なの?

「じゃあ、泣いてないの?」

「おう」

「何それ!つまんない!」

「つまるもつまんねぇもないだろ」

「つまるなんて言わないよ」

「あぁ、そうですか」

なんとなく、ムカついて私は先生に砂をかけた

「何するんだよ」

「別にー」

「つーか、お前早く着替えに行けよ」

「うーん。葵、先生ともっと一緒にいたい」

「来るんだったら、休み時間に来い」

「休み時間ならいいの?」

「おぉ」

「じゃあ、休み時間に来るね!バイバーイ」

私は走って更衣室に戻った