そんな事を考えては ずっとそのお客さんの事で 頭がいっぱいいっぱいだった。 8時間の仕事も終わって 20分程度かかる家に帰宅。 そして携帯を開いた。 新着メールが4件。 その中に元カレの秋太からのメールがはいっていた。内容は「お金くれ」との呆気ない内容だった。 「はぁ」とため息が溢れる。 いつもこうだ。 断ち切ろうとも私の中には 未だにこんな最低男が心の奥にいた。 秋太と出会ったのは確かあの真冬だったー…