「うっわ!!」 トリップしていたのか、大きい声に肩がびくついた。 「土方さんが2人いるのかと思った!!」 「…藤堂か」 「おはようッス土方さんっ」 「おはようございます」 「おぉ愁、早ぇな!」 「ここの黒い人が追いかけてくるもんで。」 「てめぇも黒いだろが」 「え、もしかして土方さんってそっちの人…」 「うわー引くわー」 「てめぇ等言いたい放題言いやがって…。 後で覚えてろよ!」 睨みをきかしてドスドス去っていった。 負け犬の遠吠えか。