「あ〜お団子終わっちゃいましたね〜」 ――沖田さんが結核、ってことも知ってる。 「愁くん! 甘味屋に行きましょう!!」 「さっき目一杯食べたじゃありませんか」 「足りませんよ! それに、土方さんからちゃあんとお金もらってますから♪」 ――いつ亡くなってしまうかも。 「分かりました。 行きましょう」 誰か亡くなるのは辛い。 けれど。 それでも、言うわけにはいかない。