「山崎、居るのか?」






その声に監察の山崎丞は天井から音もなく現れた。






「誰の指示でアイツを見張ってる」






「沖田組長です」








「やはり総司か」







土方は腕を組み、考えた。






だが、





「まぁいい。そのまま続けてくれ」







「御意」