昨夜、斎藤の胸でいっぱい泣いて、泣きつくして、いつの間にか眠っていた。 記憶は無いが咲希の頭には、あの斎藤の大きな温かい手の感触が、未だ残っていた。 優しい温もり。 いっぱい助けてもらって、迷惑ばかりかけて。 ありがとうございました。 大好きです。