朝からムカムカしながら、教室へと向かう

ちなみに、冬馬とは違うクラス


「あ、おはよう。鹿奈…どうしたの?」


教室に入り最初に挨拶してくれたのは私の親友
平瀬 梗子(ヒラセ キョウコ)だった

挨拶をした梗子は、私の姿を見て驚いているみたいだった

まぁ、驚くよね?
だって、今の私の格好…酷いもの

髪はボサボサだし
制服も若干シワシワになっている
おまけに、額には大きな絆創膏が一枚貼られている

ね?酷いでしょ?


「おはよ、梗子」


とりあえず、席に着いて身だしなみを整える

そして、不思議そうな梗子に説明を開始した