ピアニストと野獣

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「おはよ!」


「あっ…。おはよ!」


食堂に行くと空がいた。

昨日話題になっていたせいもあり、目が合わせずらい。


空は、そんな私の態度に不振な感じを受けていた。


「━━んだよ。何かあったのか?」


「━━!!」


空が無理矢理目を合わせようと下から私の顔を除き込んできた。


てか…


「顔近ーい!!」