「徹君でしょ?」
「あ、陽子ちゃん!冬樹は元気?」
「えぇ。うるさいくらい元気よ。」
昔からの知り合いのように話す2人。
「知り合いなの?」
「うん…。まぁな。」
濁されちゃったよ…。
でも話的に4人が仲良しだったのかな?
「冬樹の息子なら、任しても安心だな!」
「は?な、何を任すのよ!」
「沙羅を。」
ちょっ――――!!
か、勝手に話を進めないで!
――グイッ!
『て、ことで!俺ら婚約者になりました!』
私の肩を抱いて西園寺はマイクを通してデカデカと宣言したのでした…。
私の人生どうなるの…?



