ま、まさかとは思うけと…。 「おばさん?」 店員さんは「え?」と言って顔を私に向けた。 釈然としない顔をしていたため、私は 「沙羅です。」 と自己宣告をした。 「え!?…さ、沙羅ちゃんなの!?綺麗になったわねぇ!ちょっと!大輝!沙羅ちゃんよ!!」 嬉しそうに私を見ているこの女の人は、大ちゃんのお母さん。 つまり、ここSHINEは、大ちゃんが働いているお店だったのだ。 なんか、つくづく世界は狭いなって思うよ。 そう感じたとき、彼がキッチンからひょっこり顔を出した。 「さっちゃん!」