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あの音楽室でのシリアス告白から数週間が過ぎていた。
相変わらず陸と西園寺からのアタックは私が分かるくらい続いている。
そんな西園寺が今日も私に絡んできた。
「沙っ…羅ー!!」
「━━何?」
「夏休み、一緒にバカンス行かない?」
「うん、行かない。」
いつもの如く突拍子もないことをほざく(←かなりひどい)西園寺に、私は間髪入れずに答えた。
そんな時にタイミングよく陸まで現れた。
「えー…。沙羅行かないの?」
「うん…。」
しおらしい声をする陸。
ま、まさか!!
バッ!と陸から顔をそらした。
だって、陸お得意の“良心につけこもう作戦”に引っ掛かってしまう。
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あの音楽室でのシリアス告白から数週間が過ぎていた。
相変わらず陸と西園寺からのアタックは私が分かるくらい続いている。
そんな西園寺が今日も私に絡んできた。
「沙っ…羅ー!!」
「━━何?」
「夏休み、一緒にバカンス行かない?」
「うん、行かない。」
いつもの如く突拍子もないことをほざく(←かなりひどい)西園寺に、私は間髪入れずに答えた。
そんな時にタイミングよく陸まで現れた。
「えー…。沙羅行かないの?」
「うん…。」
しおらしい声をする陸。
ま、まさか!!
バッ!と陸から顔をそらした。
だって、陸お得意の“良心につけこもう作戦”に引っ掛かってしまう。



