ピアニストと野獣

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何であんなに平然としていれたの?


「何で!?」


パーティは真美姉の発言により流れでお開きとなった。


真美姉の発言はちょっと、て言うよりかなり驚いた。


まぁ、それは仕方がないとしても、空だよ!


何?
あのポーカーフェイス!!


「ホント意味わかんない!」


「確かにねぇ…。」


「でしょう!?…って、何勝手に音楽室に入ってるのよ!それに心を読まないで!!陸!」


まったくこの双子は…。


「てか、何でここに来たの?いつもならお昼休みはカフェテリアにいるのに。」


「まぁ…ねっ!」


そう言いにくそうに陸は私に苦笑いを見せた。