ピアニストと野獣

JPの五人が勢ぞろい!?


何で?


私は扉を開けたまま固まってしまった。


そこに西園寺知秋がやって来た。


「ピアノを弾いてくれますか?お姫様。」


膝をつき、私の顔を下から覗く。


……この背筋がゾッとする感じ。


「――あんた寒い。」