ピアニストと野獣

太陽みたいな笑顔を見せる。


ちょっとムカついた私は意地悪をした。


「どっかの双子みたいな笑顔見せないでよ。」


「どっかの双子と一緒にするなよ。」


さっきまでの笑顔はどこかへ行き、“しゅん”としている。


そんな西園寺を見て、私は……



大爆笑した。


「何しゅんとしてるのよ!冗談よ、冗談!」


「冗談!?まったく…」


「で、何か用があるの?」


反撃をしようとしる西園寺を無視して話を変えた。