十字架に鎖を




「そんなんじゃ、駄目なんだ。」


そんなの、余計に嫌われる。


珠妃の血は手に入っても、言葉は手に入っても、


心は、永遠に手に入らない。


いつの間にか手の中の瓶をきつく握りしめていた。