昼下がり


閑静な住宅街にある瀟洒な一戸建て


窓から流れ込む秋の爽やかな風が高級レースカーテンを揺らす一室


1人黙々と趣味の刺繍にふける奥様の元に一本の電話が


「ええ、私が0930探偵ですことよ。なるほど、そうした事情でしたらご依頼をお引き受けいたしますわ」


奥様は刺繍をマホガニーのチェストへ片付け、可憐な淡いベージュのワンピースを脱ぎ捨てると、漆黒を思わせる黒のレザースーツに着替え、愛車のハーレーにまたがり出動する


正義の為に命を懸けて危険な潜入捜査を行う為に

なんてね~


瀟洒どころか要塞のような一戸建ての散らかったリビングで柿ピーをかじりながら、刺繍どころかグータラしてますよーだ


ちなみに出動時はレザーどころかビニールのライダースジャケットをはおり、小汚いデニムを履いて愛車のママチャリにまたがりまーす


書いてみたかっただけでーす


という事で今回もやってやんぜ!


待ってろ! 悪質迷惑メール業者め!