「そして、幸大さんの心です。」
泡が立たないようにコップを傾けて静かに注ぐ。
「およそ4割しか幸大さんは使ってません。」
咲子が何かを取りにいく。
「でも…これなら余裕がありますよね?
以前の幸大さんと比べて中身が減ったということですか?」
沙羅が言う。
「いえ、中身はきっと変わってないです。
まぁ、見ててください。
最初に8割入った炭酸をかき混ぜます。」
そうすると泡がコップからこぼれた。
「同じく幸大さんのコップをかき混ぜます。」
泡が出てもコップにはまだ余裕がある。
「ですが…幸大さんは私たちのことや吸血鬼のことなどたくさんの問題を抱えてます。
ですので、スプーンではなくこの、スルメでかき混ぜます。」
「スルメ?」
マリアが言う。
「あ…」
沙羅が言う。
コップの泡がどんどん増えて溢れた。
「スルメは酸性のモノに反応しますから。
こうして4割しか入ってない幸大さんの心は溢れましたとさ。
ということです。」
咲子が言う。
「ねぇねぇ…
そのスプーンやスルメは何なの?」
クーニャが言う。
「人の心をかき回すのもまた、人、ですよ。
まぁ、私たちは吸血鬼ですが人と同じ分類でとらえてください。」
泡が立たないようにコップを傾けて静かに注ぐ。
「およそ4割しか幸大さんは使ってません。」
咲子が何かを取りにいく。
「でも…これなら余裕がありますよね?
以前の幸大さんと比べて中身が減ったということですか?」
沙羅が言う。
「いえ、中身はきっと変わってないです。
まぁ、見ててください。
最初に8割入った炭酸をかき混ぜます。」
そうすると泡がコップからこぼれた。
「同じく幸大さんのコップをかき混ぜます。」
泡が出てもコップにはまだ余裕がある。
「ですが…幸大さんは私たちのことや吸血鬼のことなどたくさんの問題を抱えてます。
ですので、スプーンではなくこの、スルメでかき混ぜます。」
「スルメ?」
マリアが言う。
「あ…」
沙羅が言う。
コップの泡がどんどん増えて溢れた。
「スルメは酸性のモノに反応しますから。
こうして4割しか入ってない幸大さんの心は溢れましたとさ。
ということです。」
咲子が言う。
「ねぇねぇ…
そのスプーンやスルメは何なの?」
クーニャが言う。
「人の心をかき回すのもまた、人、ですよ。
まぁ、私たちは吸血鬼ですが人と同じ分類でとらえてください。」

