ふらっ…
「沙羅!」
ガシッ!
ふらついた沙羅をマリアが支えた。
「貧血ね…」
姫野が言う。
「翡翠の眼の吸血鬼なら貧血を起こしても少し休めば治るから、座ったら?」
桂木に促されて沙羅が座る。
「ん?
幸大君が何か握ってるよ?」
クーニャが言う。
「おや…
幸大さんが作った鍵…みたいですね。」
咲子が幸大の手を開き取り出す。
「この鎖の鍵ね。」
姫野がマリアの両親が繋がれている鎖についている鍵を指差す。
「これ、一人一人の鎖に鍵がついてるけど全部一緒かにゃ?」
クーニャが言う。
「まぁ…幸大さんが作ったのならそうだと思います。」
咲子が言う。
「マリアさん…どうぞ。」
咲子がマリアに鍵を渡す。
「…。」
マリアは鍵を見つめて握りしめる。
「私はこいつら全員を…見逃そうと思う。」
マリアが言う。
「理由、聞いても良いかしら?」
姫野が言う。
「私は確かにこいつらが嫌いだ。
でも…こいつらが居たから私は幸大にも沙羅にもお前たちにも会えた。
私は…優しさを知ってしまったんだ。
お前らのせいだぞ!」
「その責任は全て幸大さんが負いますから。」
咲子が言う。
「沙羅!」
ガシッ!
ふらついた沙羅をマリアが支えた。
「貧血ね…」
姫野が言う。
「翡翠の眼の吸血鬼なら貧血を起こしても少し休めば治るから、座ったら?」
桂木に促されて沙羅が座る。
「ん?
幸大君が何か握ってるよ?」
クーニャが言う。
「おや…
幸大さんが作った鍵…みたいですね。」
咲子が幸大の手を開き取り出す。
「この鎖の鍵ね。」
姫野がマリアの両親が繋がれている鎖についている鍵を指差す。
「これ、一人一人の鎖に鍵がついてるけど全部一緒かにゃ?」
クーニャが言う。
「まぁ…幸大さんが作ったのならそうだと思います。」
咲子が言う。
「マリアさん…どうぞ。」
咲子がマリアに鍵を渡す。
「…。」
マリアは鍵を見つめて握りしめる。
「私はこいつら全員を…見逃そうと思う。」
マリアが言う。
「理由、聞いても良いかしら?」
姫野が言う。
「私は確かにこいつらが嫌いだ。
でも…こいつらが居たから私は幸大にも沙羅にもお前たちにも会えた。
私は…優しさを知ってしまったんだ。
お前らのせいだぞ!」
「その責任は全て幸大さんが負いますから。」
咲子が言う。

