「おせぇ。」

「凛と遊んでた!!蓮司、ご飯は!?」

「作れ。」



部屋に帰ると蓮司がいた。



あたし達はお互いの部屋の鍵を持ってる。



蓮司はヒマになるとあたしの部屋に来るようになった。



「出来たよ♪」

「おぅ!!見た目はうまそうじゃん。」



あたし達は一緒にご飯を食べる。



「蓮司、夏休み実家に帰るの?」

「あぁ。仕事が長い休みになったらな。お前連れて。」

「あたし連れて!?」



えぇぇぇ!!
そしたらアレだよね!?
お父様とかお母様とかに会うんだよね!?



「お前さ、凛の実家も俺の実家も同じって忘れてねぇよな?」

「あ、そうだった…。凛の実家に行く約束したんだ…。」



あー。



少し行きたくないかも~。