「と、言うわけで、亜香里1人だと危険だから、4日あたしの部屋で預かってたの。」



凛から聞かされた衝撃の事実。



三崎?



殺すか。



「何で言わなかった?」

「蓮司の…お仕事の邪魔したくなかった…。ごめんなさい…。」

「部屋戻るか…。凛、ありがとな。」



凛の部屋を出て俺の部屋に入った。



亜香里は下を向いてベッドに座ってる。



「亜香里には怒ってねぇから。怖かっただろ?側にいてやれなくて…助けてやれなくてごめんな…。」

「蓮司にも気を付けろって言われたのに…。あたしが悪いんだよ…。」



俺のせいだろ…。



「何もされなかったんだろ?」

「うん…。下着姿見られたくらい。」



は!?



ぜってぇ許さねぇ。



「そいつって1年だよな?」

「うん…。でも…。1年の教室に行ってもいないよ?」

「何で!?」

「恭君と嵐君で自主退学に追いやった。ついでに病院にいる。」



アイツら…。