退院が明日に迫り、亜香里が荷造りしてくれてる。



「普通、1ヶ月もたたないうちに治ったりするのかな?」

「わかんねぇ。それよりさ、明日からすげぇ忙しいんだよ。クリスマスまでまともに会えねぇかも…。」



もう歩ける俺は、亜香里を後ろから抱きしめる。



やっと触れた~♪



「蓮司!?看護師さん来ちゃう~////」

「もう無理。鍵掛けてくる。」



俺は病室のドアの鍵を掛けた。



「ちょっと!?何する気!?」

「病院とかって燃えない?」

「全く燃えない!!」



俺は亜香里をベッドまで追いやった。



「声ださなければ大丈夫♪」

「やだぁ…んっ…。」



久しぶりにした亜香里とのキスはとろけそうだ…。



「蓮司!!ほら、あれ!!ゴムないじゃん!?だから…。」



ありがとう嵐。



この前嵐が来たときに『病院は看護師さんがいっぱいだからね♪何が起こるかわかんないし!!』って言って置いてったゴム1箱。



嵐は天才だな♪