「嵐が来るとは思わなかったな!!」

「最近忙しくて、学校休みがちだったから、芸能人枠があるココに転校したって訳♪」



恭君は何だか親しそう。



「恭、蓮もこの学校ってマジ!?」

「マジ。今座ってんのが蓮司の席♪ちなみに隣が蓮司の彼女ね。」



恭君はあたしを指さした。



「へぇ…。かわいいね♪蓮なんかやめて俺に乗り換えない?」



この人軽い…。



「イヤ。」

「あははは♪振られた~!!」



それからあたしは進藤嵐の隣で授業を受けた。



「亜香里ちゃんマジかわいいね!!俺のタイプ♪」



蓮司が聞いたらめちゃくちゃ怒りそう…。



「進藤君、静かにしてもらえる!?」

「嵐でいいってば♪」

「じゃあ、嵐君、うるさい!!」

「いいねぇ♪いじめてやりたくなるね♪」



早く帰りたい…