俺様彼氏とあたしの関係。

急に2人きりになると緊張する…。



「亜香里、どうした?具合悪いか?」



緊張したあたしが、急に喋らなくなったから心配してくれてる。



「全然♪それより若、今日は楽しかったね♪」

「若じゃねぇし!!」



笑いながらサングラスを外した蓮司君。



つい見とれてしまう。



何かキスしたい…。



「ねぇ若、キスしたいかも…。」

「はぁ!?亜香里!?」



あっ!!



ついつい言ってしまった…。



自分で言ったのにスゴく恥ずかしい////



「何でもない////」



慌てて訂正したのに、蓮司君はニヤっと笑って近づいて来る。



「そんなにキスしてぇなら亜香里からしろよ。」



あたしから!?



「無理!!」

「若って言った罰♪亜香里からキスして。」



そんなの無理。



じゃないかも…。



気づけば、あたしは蓮司君にキスをしてた。



自分が自分じゃなくなったような感覚に陥る。