俺様彼氏とあたしの関係。

「アイツ何か企んでそうだよな?」

「まぁな…。」

「しかもこの前さ、夜、仕事終わりに寮に帰ろうとしたら、山城がチャラそうな奴らと歩いてた。男5人くらいと山城で。」

「俺には関係ねぇだろ…。」



恭一にはアイツの事を言ってある。



俺は仕事で学校に来れない事があるから、その時はなるべく恭一に見張っててもらう事にしたんだ。



「何もねぇといいんだけどな…。」



恭一は意味深に言った。



この時の恭一の言葉を真剣に聞いてれば、あんな事にはなんなかったかもしれないのに…。



そして誕生日。



俺は午後から学校を休んで仕事をしてる。



亜香里とは18時に駅で待ち合わせ。



「はい!!OK♪今日は終わり♪」

「お疲れ様でした♪」



仕事が予定より早くに終わってしまった俺は、私服に着替えて待ち合わせの駅に行った。



約束の時間まで後30分…