「ね、ねぇ、2人は英語なら出来るんだね♪よかった♪」

「いやぁ…。俺らってさ、喋れるけど…」

「書けない♪」



やっぱりね…。



無駄に疲れるよ…。



それからあたしは1年生なのに2年の勉強をして蓮司達に教えた。



そしてテストが全て終わった日。



「2人共出来た!?」

「あ?あぁ…。」

「1つ以外は…。」



1つ!?



「何の教科!?」

「「家庭科」」



家庭科ぁぁぁ!?



女の先生だよね!?



「あの先生、年行き過ぎてて…。」

「落とし忘れ?みたいな♪」



おばあちゃん先生だから女の数に数えてなかったらしい。



とことんバカ!!



数日後



「結果は!?」

「「留年」」



こうして冬休みを目前に蓮司と赤沢先輩の留年が決まった。