俺様彼氏とあたしの関係。

ん?



そう言えばさっきも電話したって言ってたよな?



まさかそれで亜香里が!?



亜香里なら勘違いしそうだ…。



俺は亜香里の部屋に行ってみる事にした。



鍵開いてるし…。



部屋のなかは真っ暗でテレビだけがついてた。



「亜香里?」



俺が声をかけても返事は無し。



ボーッとテレビを見つめてる亜香里のそばに近づいてみた。



「蓮司!?いつ来たの!?」

「今。」

「何!?」

「何じゃねぇよ。何で帰った?」



亜香里は俯いて何も話さない。



「お前携帯見た?」



亜香里は小さく頷いた。



やっぱりな…。



「俺アイツとは何にも関係ねぇぞ?」

「じゃあ…。何で教えたの?」

「アイツが相談あるっつーから…。わりぃ…。」

「CM見たよ…。」