ずっと「汚い」って思っていたのに、いざ面接の予約してみたら、案外抵抗ないの。
服を脱ぐのだって、温泉に入るのと一緒だなって感じ。
温泉だって、知らない人の前で全裸になるもんね。
面接の予約をしたのは普通のデリヘルだったのに、私は若くないから「もうちょっと落ち着いた店の方がいいかな」と人妻ヘルスに回された。
人妻なんかじゃないのに。
人妻ヘルスで働く女の子の大半は人妻じゃないんだって、店長さんが言ってた。可笑しいね。
私にとっては、人妻だろうがロリータものだろうが、客層が悪くなくてそこそこ稼ぐことができるのなら何でもいいや。
パレンテシは、化粧ポーチの中に滑り込ませた。


「それにしても、まあ、この店はまた美人さんが入ったもんだ」


カメラマンは、レンズを覗きながらそう言った。
自分の身体、実は自信あるんだ。
我ながらそれなりに細いと思うし、胸だってDカップ。