下着姿にブルガリのネックレスとか、エロくない?
でも、それはプライベートで愉しみなさいってことか。
残念ながらお相手はいませんが。


「じゃ、外します」


首の後ろに両手を回し、今一番のお気に入りのそれを外した。
そこら辺で売っているような細いネックレスと違い、重みのあるパレンテシは、この前ブルガリに立ち寄った時に一目惚れしてその場でカードを切ったもの。
ずっと欲しかったってわけじゃない。
そのうち飽きるんだろうなあなんて客観的に考えながらも、買わずにはいられなかったのは私の悪い癖。
悪いと思っていながら、なかなか治らない。
治らないから、今、こうして風俗の世界に足を突っ込んじゃった。
そうでもしなくちゃ、本業の給料だけじゃあお金が足りないから。
欲しいものは抑制できないし、大して欲しくなくてもお金を遣いたくて仕方ないんだもん。