gangな恋 2nd



私は小さく呟いた。




「嘘、つかないでよ」


「…え?」


「和弥には、ちゃんといるじゃん」


「……凛?」


「和弥には、……菫さんがいるのに。……好きなんて、嘘、つかないでよ」




嬉しかった、和弥に嘘でも好きって言ってもらえて。


でも、嘘は嘘だ。




私は、力なく和弥の体を押し退けた。




私は和弥が好きだ。


だけど、和弥には菫さんがいる。


それが現実なんだ。