「早坂…。」



「うん?」



「あたし大人が嫌いだったけどさ。今こうして早坂の温もり感じて、



ただ、寂しいだけだったんだなって思った。」



ホントに今気づいた。



問題起こしてきたけど、



それは、



大人に対しての復讐とかじゃなくて、



自分の存在に気づいてほしいだけだったんだなって。