トリプルトラブル【完】

  「うそっー! マジ!?」

美紀のお腹をマジマジと見る三人。


「親父汚ったねぇ! 遣ることが早過ぎるよ!」
秀樹は正樹を睨み付けた。


「何なんだ!?」
正樹も固まっていた。


「あれっ? 私なんか悪いこと言ったかな?」


「沙耶さん何とかしてくれよー。誤解されてるみたいだよ」

正樹のその一言で、やっと気付いた沙耶。


「みんなも気付いているんじゃない。美紀ちゃんの体の中に姉が……ううん、アンタ達のママが居るの。それともう一人。美紀ちゃんを産んでくれたママも居るの。ママも美紀ちゃんのママも、パパが大好きだったの。だから、だから美紀ちゃんはパパが大好きだったのよ!」


沙耶の説明でさっき垣間見た光景を思い出した秀樹。