初恋カフェオレ



『………まだ何かあるんですか?』


「今度、どっか行かない?フレンチでも」


『………さっきも言いましたよねそれ』


「まぁまぁ。さっきのは冗談で、今度は本気ってことで」


『………お断りします!』


がちゃ!とたたきつける音に続き、空しいツーツー音が流れてきた。


「断られたの久しぶり………」


逆に燃えてきた。


絶対どこか一緒に食事してやる。つまりオトしてやりたい。


遊び半分のつもりだったが、知らず知らずのうちに本気の恋をしていた自分に気付けなかった自分に、熱々のコーヒーをぶっかけてやりたい。


ただただ彼女へのアプローチはストレートにいこう、と思案していただけで。




@END@