先輩、と声をかけようとしたら先輩が口を開いた。 「樋浦。お前らのクラス、何やんだっけ?」 …はい?! 委員会でこの前それぞれ言ったのに…。 「き、喫茶店ですけど…?」 首を傾げながら先輩に言うと、何故かため息をつかれた。 え、何??なんかだめだったのかな…? 「衣装は?樋浦、ホール係?」 「えっと…メイド服っぽい可愛い感じの制服で…。私は厨房のほうで、準備ですけど?」 そう言うと、今度は安心したような表情をした。 なんなんだ…?