水晶の涙




「…さて、あと5分で授業終了のチャイムが鳴る。…聞くのが遅くなったが、君達は何故、保健室に居るのかな?」


ローラーの椅子から立ち上がると、改まった様にこちらを向き、ニッコリと笑った

その笑顔には、

さっきの様な冷たい目は
全く見当たらない


「俺はアリアの付き添いに…」


「じゃあ、患者は純白の子の方だね。」


ルナ先生は私の方をじっと見た

…私、純白の物なんて
身につけてたっけ


小さく首を傾げると、私の髪を小さく一束掴んだルナ先生


「君の髪色の事だよ。」


『……あ、』


私の髪は、真っ白

そういえば、ユリ先生にも
同じ事言われた気がする