水晶の涙




「…で結局、俺達のクラスは…」


『うん、此処だと思う。』


校内に入って10分位したとき

入り口の表札に
'Aクラス'

と掛かれている教室に着いた


「…えっ、アリスちゃんってAクラスなの?なら、浄化能力…」


『私は、6だけど…』


「因みに俺は5。」


「えっ、マジ!?俺だけBクラスー…」


俺一人ぼっち〜…(泣)と、口をポッカリと開けながら歎くルイ君に

「ドンマイ」
とカイ君が肩に手を置いた


「俺だけ一人はヤダぁ〜っ」


「ちょっ、、きしょいから、俺に抱き着くな。」


カイ君に抱き着くルイ君と、それを必死に引きはがそうとするカイ君

その光景は何だか

仲がいい兄弟
…みたいな