水晶の涙




「…俺達は落ちこぼれだ。だから、お前が俺達と同じ落ちこぼれだとしても、嫌ったりなんかしない。」


私の心を見透かした様にそう言ったライン君の言葉に、目頭が熱くなったのが解った


『……』


この教室から出ていけ
気持ち悪い

触らないで
悪魔に憑かれた人間
化け物


ルシルちゃんやレン君、クラスの皆に言われた言葉が、頭の中で響く


もう嫌われたくない
避けられたくない

けど、心の中のモヤモヤを吐き出したい

そんな心境に黙り込む私


『…本当に…嫌わない…?』


「大丈夫だ、嫌わない。」


『…ッ…ぅ…』


ライン君の言葉が、何て言うか…
とても、心強くて


『…ふぅ…ッ…ク…』


涙が、零れ落ちた

止まる事なく、ポロポロと
頬を伝って、スカートの上に落ちていく