虹のような広い心で [上]

画鋲をすべて拾い終わって、あたしたちは下校していた




沈黙が続く




「あのさ」





沈黙を破ったのはあたしだった




「あたし絶対負けないから。何をされても負けないからね!」





顔をあげて微笑みかける




「本当に大丈夫なのか?」
「うん!だってあたしには愁もそなたもうっちゃんもママもパパも翔汰もいるもの!」





みんながそばに居てくれる