あたしは眩しい太陽に起こされて、気持ち良さそうに寝ている希美を残してリビングにむかった。




「おはようございます。」



「おはよう。希美はまだ寝てるの?」



「まだ寝てますね。寝言言ってたし!」



「まったく普通試合の後泊まりに来た杏ちゃんの方が疲れてるはずなのにね~」



じゃあ3人で食べちゃいましょ!と言われたのであたしは萩原先輩の隣に座った。



「「「いただきます!」」」



「あー!そういえば優は今日夕方に来るって。」




そうだった。



今日4人で夕ごはん食べるんだった。



「じゃあ、ちょっと早めに作らなくちゃね~!」



と楽しそうな希美のお母さん。



「言いだしっぺはまだ寝てやがるし!」





「起きてるよ!クソ兄貴!」





とドアをバタンと開けて登場した希美。





思わずびっくりして肩がビクッとなってしまった。