「じゃぁな~」
「またね!(^O^)/」
「気をつけて帰んのよ?」
「おれらも、昴には気をつけて帰らなきゃ(^_^)」

「どーゆー意味よ!?」


「…お前らも気付けて帰れよ(^_^;)」

「またねー(・∀・)/」


肝試し的なイベントを終えて、それぞれ家路に着いた。


「ほら、鈴音。
後ろ乗れよ?」

「ほーい」

鈴音は健太郎の自転車の荷台に乗っかった。

「よ~し」
「出発進行!(≧∇≦)」


二人の乗った自転車は、スピーディーに道を走って行く。

「健太郎!楽しかったね(≧∀≦)」
「よく言うよ、震えてたくせに」
「そんなコトないもん!
頑張ったほうだもん(≧ヘ≦)」
「はいはい」


蒸し暑い夜には堪らない、心地よい風が吹いている。