今、あたしは雨宮さんのマンションにいる。




珍しく休みが被り、あたしは雨宮さんに自宅に呼ばれた。




それで…今、こうしてまったりした時間を過ごしているのだ。




「なぁ、樹里」




雨宮さんはギュッとあたしを抱きすくめる。




「ん?」




あたしは雨宮さんの腕に触った。




「俺さ〜…お前の年、知らねぇんだけど」




「えっ?」




「年だよ、年。お前何歳なの?」




そ、そっか…。




そういえば…あたし雨宮さんに年教えてないっけ。