どうしよう、どうしよう。




ついに廉を誘っちゃったよ…。




久しぶりに間近で見る廉はやっぱり凄くカッコ良くて……




自分でも分かるくらい、顔が熱かった。




でも…なんとなく安心した。




冷たくされるかなって思ってたけど…廉は凄く優しく接してくれて。




やっぱりこの人が大好きだ。




そう感じた。





















「――ごめんね、待った?」




「いや、大丈夫。行くか」




仕事が終わり、あたしは待ち合わせ場所である駐車場に来た。




訓練を終えて着替えてたら少し遅くなっちゃったから、ちょっと焦った。