樹里と一緒にいる時間だけは…心が安らぐ。




俺は…何年も前から銃を握り、戦い続けてきた。




何人もの人間を……殺めてきた。




たとえ仕事とはいえ…人を殺してんだ。




「……ん…廉…」




行為を終え、俺の腕の中でぐっすり眠る樹里。




俺は彼女を離したくない衝動に駆られ、ギュッと抱き締めた。




離れていかないでくれ…樹里。




俺はお前だけを愛してる。




ただ……愛してる。